2021/02/04 09:21
新潟トラベル商品販売部です。
一般社団法人全国清涼飲料連合会の2019年度の調べによると
清涼飲料を分類ごとに見てみると、「茶系飲料」が最も多く、全飲料の約3割に相当します。
「炭酸飲料」、「ミネラルウォーター類」、「コーヒー飲料等」、「果実飲料等」と続きます。
ここ数年でミネラルウオーター類の消費が増えています。
ミネラルウオーターを大きく分類すると軟水と硬水になり、そのまま飲用する場合と調理等に利用する場合を考えてみたいと
思います。
それでは軟水(硬度100未満)は何に使ったらいいのでしょうか?
物の香りや味を引き出す力が有り、ミネラルも少ないので、コーヒー、紅茶、緑茶やウイスキーなど香りを大切にする飲み物に
向いています。
その他、ご飯や穀類の香りを引き出す食べ物にも最適と言われています。
お茶でも軟水を使うと緑茶の渋みや苦みを楽しむ事ができ、硬水(硬度100以上)を使うとマイルドで飲みやすくなります。
超硬水等は向いていませんので、中硬水(硬度100~300以下)をご利用下さい。
また、コーヒーのアメリカンでは軟水を用い、深煎りのエスプレッソでは硬水を使うと渋味の成分がカルシウムなどに結びついて、
苦み、渋みが除かれてまろやかになり、コクが出ます。
興味のある方は是体験してみて下さい。
昆布や鰹の出し汁をとるにも、軟水を使うと、グルタミン酸・イノシン酸などのうま味が抽出され易くなります。
肉料理の場合、抽出力の強い軟水では、嫌な肉の臭みまで出てしまいますので、硬水を使うと肉の蛋白質とカルシウムが
結合して、硬蛋白質(アク)として抜けていい味になります。
軟水、硬水を使い分けミネラルウオーターの良さをお楽しみ下さい。
佐渡海洋深層水 軟水50 (500mlペットボトル、1ケース24本入り)